新制作協会 |
1936年 油絵部 創立会員(9名) |
・小磯良平・猪熊弦一郎・伊勢正義・中西利雄・内田 巌・佐藤 敬・三田 康・鈴木 誠・脇田 和 |
1939年 彫刻部創設(7名) |
・本郷 新・山内壮夫・吉田芳夫・佐藤忠良・柳原義達・明田川孝・舟越保武 |
1949年 建築部のちスペースデザイン部創設(7名) |
・池辺 陽・岡田哲郎・丹下健三・吉村順三・山口文象・谷口吉郎・前川国男 |
第 85 回 新制作展 ('2022 9/21〜10/3) 国立新美術館 東京・開催。 |
85 回展にむけて …昨年の 11 月 12 日にはもうコロナが収束と期待値が高まったのにも関わらず、今年になり再び危険水域を越えました。 コロナは我々の生活にあらゆる変化をもたらしました。 困難な日々が長期にわたって続いています。 こういう苦境にこそ、芸術は大きな役割を果たさなければならないのではないでしょうか。 人と人が接することがむずかしい中で、芸術は距離があっても心を伝える役割を持っています。 コロナで自宅にいることが多くなり世間の中に身を置くことが減り、孤独で、自己の中にとどまってしまいがちです。 芸術は世間に身を置き、あるいは世間と向かい合って今の自己を表現します。 芸術は一人の世界にいないと内容を深めることが難しいですが、世間に目を向けていてこそ深められるのかと思います。 あらゆる変化を当たり前に咀嚼しているのが人間だと思います。 我々作家はその変化に反応してそれを造形で表現しているのではないでしょうか。 家族のこと、生活のこと、社会のこと、無視することができません。 アトリエにこもる時間が増えたことで、お一人お一人の秘めたる世界をじっくりと煮詰める機会にもなっている気もします。 今、アトリエの中で、じっと温め熟成されたイメージを、新制作展で発表していただきたいと思っています。 85 回新制作展はアトリエからの心を発信します。 第 85 回展 委員長 金森 宰司 (「 85th 新制作」 2022 会報vol.79よりの抜粋文章です。) |
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佐藤 泰生 新制作協会会員 《まつり 走馬灯》 85th 絵画 |
金森 宰司 新制作協会会員 《ライフ「ビート」》 85th 絵画 |
阿曽沼 明 新制作協会会員 《をりふしのうつりのくつめ》 85th 絵画 |
奥田 真澄 新制作協会会員 《渚》 85th 彫刻 |
谷 浩二 新制作協会会員 《カゲさんのお約束 2022》 85th スペースデザイン |
《赤い服の女》 第3回新制作展 s54 小磯 良平(1903〜1988) 新制作派協会油絵部創立会員 s58文化勲章・文化功労者 ・芸術院会員 |
《頭部・V》 30x22x23 第62回展 舟越 保武(1912〜2001) 新制作派協会彫刻部創設会員 文化功労者 |
猪熊 弦一郎 (1902〜1993) 創立会員 勲三等瑞宝章 |
伊勢 正義 (1907〜1985) 創立会員 |
中西 利雄 (1900〜1948) 創立会員 |
佐藤 敬 (1906〜1978) 創立会員 勲三等瑞宝章 |
【『新制作展・受賞作品』の記録】 |
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